農地は、人が食べて生きていく上で必要不可欠な土地であるため、 売買をしたり、貸したり、贈与したりする際には様々な規制があります。 そのようなことを許すと、食料供給の問題や、自然による自浄作用効果が失われ、 生活の至る所に支障が出てしまうことでしょう。 一方、人が暮らしていく中で、市街地を形成する必要もあるため、...
土地家屋調査士は、表示に関する登記の専門家です。 相続登記が義務化されたこともあり、登記といえば司法書士、というご認識の方も多いかもしれません。 しかし、不動産登記には【表示に関する登記】と、 【権利に関する登記】があり、表示に関する登記は 土地家屋調査士の業務です。...
前回、司法書士の業務として、 不動産登記(権利に関する登記)、商業(法人)登記をご紹介しました。 今回は、司法書士の業務(相続、後見、裁判編)です。 【相続、後見】 相続が発生すると、不動産の相続登記や、預貯金・有価証券口座の解約等を する必要があります。 不動産の相続登記はもちろんのこと、 預貯金・有価証券口座の解約等の行為も、...
当事務所では、司法書士、土地家屋調査士、行政書士を併設しております。 ただ、一般の方からすると、どの業務をどの資格者が行っているのかが不明確だと思いますので、 今回は、司法書士の業務をご紹介いたします。 【不動産登記(権利に関する登記)】 司法書士といえば不動産登記、 というイメージを持たれている方が多いかもしれません。...
相続が発生後、法律的にはお亡くなりになった方を「被相続人」と呼びます。 被相続人以外の相続人関係者が亡くなっている場合に、 代襲相続と数次相続というものがあります。 【代襲相続】 例えば被相続人のお子さんが、 被相続人が亡くなる前に亡くなっていた場合。 その子供に子供(被相続人から見て孫)がいれば、 孫が相続人となります。...
令和6年4月1日より、相続登記が義務化されました。 それ以前に発生した相続については、 令和6年4月1日から3年以内に行う必要があります。 ちなみに、 建物表題登記(新築など)や、滅失登記(取り壊し)、 地目変更登記は、変更後1か月以内にしなければいけません。 表題登記等は、固定資産税等の税金徴収の観点から、登記が義務です。...
売主、買主の準備ができたら、 いよいよ「決済」です。 決済では、売主、買主、仲介業者、金融機関、 そして司法書士が立ち会い、売買代金のうち、 手付金を除いた残額(残金)全てを買主が支払います。 買主がローンを組む場合、 金融機関からローン金額を買主の口座へ振込→買主から売主口座へ振込という流れが一般的であるため、...
売買契約締結後に売主、買主がすることとは? 【売主】 ①土地家屋調査士や測量士に依頼し、 境界確認書を隣接所有者から取付。 ②金融機関へ返済の連絡。 ③新居の確保 【買主】 ①ローンの申し込み ②現在賃貸であれば、解約準備 細いことを言えば、もっと沢山ありますが、 長くなるので割愛します。 では、順番に補足していきます。 売主①の測量は、...
司法書士の業務で不動産決済というものがあります。 単に「決済」「取引」「残金」「立ち会い」 とも言う場合もあります。 何回かにわたり、 不動産決済についてご説明します。 まず、家を買いたいと思ったら、 インターネットや不動産屋さんに問い合わせをして、 物件を探しますよね。 気に入った物件があれば、申込をします。...
本日、令和7年5月26日に戸籍法が改正され、 戸籍にフリガナを記載する制度が開始されます。 現在でも、一部自治体では、住民票にフリガナが記載されています。 個人的にはとても良い制度だと思います。 決済等で初対面の買主さんより住民票を預かり、 難読なお名前なのに当て推量で「○○さん!」と呼んだら、...